《2月》アメジスト~高貴なきらめきが現す「真実の愛」

アメジストの特徴

古くから「高貴な色」として人々に愛されてきたアメジストの美しい紫のかがやき。鉄分とアルミニウムによって生み出されるアメジストの色は、透明なパステル調のローズ色から深いパープル、すみれ色までさまざま。また、結晶の根本の方は白く、先の方は紫色になっているなど色ムラが多いことも特徴です。

日本でも昔から身分の高い人のみが身に着けられる、その名の通り「高貴な石」でしたが、現在では宝石として扱われる以外にもパワーストーンや原石のまま販売されており、手に取りやすい宝石のひとつともいえます。

アメジストの歴史

アメジストの歴史は古く、最古のものは紀元前まで遡ります。古代エジプト(紀元前3000年ごろ)の3代目ファラオである「ジェル」の墓から、アメジストのブレスレットが発見されたそうです。

古代エジプトの歴史の中でも、もっとも装身具製作の技術が高かったと言われる「中王国時代」には、アメジストは広く普及していたようで、ネックレスなどに加工され身分の高い人々が好んで身に着けていました。

その後1727年に、ブラジルで発掘されたアメジストがヨーロッパにわたり、その美しい紫水晶は瞬く間に大流行することになります。裕福な一族の多くがアメジストに対して大金を投資しました。

現在、アメジストはブラジル、ケニア、マダガスカルなどで発掘されていて(かつては日本でも宮崎県などでも採掘されていました)、南米とアフリカが重要な原産地となります。ブラジル産アメジストは明るい色、アフリカ産アメジストは小ぶりのものが多いものの彩度が高い石が多く、アメリカ産アメジストは大ぶりなもの・・・といったように、その産出される地域によってもそれぞれの特性があります。

アメジストの効果

石言葉は「高貴」「誠実」「心の平和」であるアメジスト。不安やストレスから心を護り、穏やかな感情をもたらし精神を安定させてくれる効果があると言われています。

「真実の愛」の象徴とも呼ばれるアメジストは恋愛成就においてもとても人気のある石。美しく、透明度の高い紫色はスピリチュアルなパワーに溢れていると言われ、厄除け、クリエイティブな活動をされている人のお守りとしても広く愛されています。

また、少し変わった趣向の言い伝えとして、有名なギリシャ神話があります。お酒に酔ったお酒の神バッカスが、これから最初に出会う人を猛獣に襲わせようとしていた時に、たまたま通りがかったのが月の女神の女官「アメジスト」でした。これに気づいた月の女神が、アメジストを一瞬にして純白の水晶に変えたのです。

その後、酔いから覚めたバッカスは、自分の罪を反省し水晶に葡萄酒をそそぎました。すると、水晶は透き通った紫色に変わり、美しい紫色の宝石「アメジスト」になった・・・、というお話です。

アメジストの語源である「amethystos」は、ギリシャ語で「酒に酔わない」という意味をもちます。この逸話から、現在でも「アメジストを身に着けていると二日酔いしない」と言い伝えられているそうです。

アメジストと相性の良いパワーストーン

・ラピスラズリ

恋愛成就を願ってアメジストを身に着ける方にもっともおすすめの組み合わせ。アメジストの恋愛面でのパワーがラピスラズリとの組み合わせによりもっとも高く発揮され、恋のお守りにぴったりです。恋愛運以外の運気も総合的に高くなるため、幅広い意味でお守りとして最適です。

・シトリン

癒しと金運の運気が高くなる、ふたつの運気を兼ね揃えられる組み合わせです。

実は、市場で出回っているシトリンの多くはアメジストを加熱処理したもの。まれに自然の中で、アメジストの中に変色したものが残っているものがあります。その紫と黄色が奏でる美しい輝きをもつ希少な宝石を、バイカラーアメジスト=アメトリンと呼びます。

・ローズクォーツ

アメジストもローズクォーツも、どちらも恋愛運に特化した運気をもつパワーストーン。この組み合わせは恋愛運においてとても高いパワーを発揮します。縁結びや、幸せな結婚に向けてのお守りとして最適です。

・ゴールドルチルクォーツ

最も金運を高めるアメジストとの組み合わせ。収入アップ、貯金への目標達成など、お金にまつわる願いを叶えるパワーをもたらすお守りとなってくれるでしょう。